noいきなりですが、猫ちゃんは好きですか?
子猫ちゃんって、特に可愛いですよね。
でも、生まれて間もなかったり、まだよちよち歩きの子猫ちゃんは、
「猫は生まれて何か月でお風呂に入れていいの?」
と思いませんか?
子猫を飼っている方、もしくはこれから飼おうとしている方なら、
一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
「お風呂に入れてあげたいけど、入れた後に何かあったら怖い…」
「洗い方は?人間のシャンプーを使って洗ってもいいの?」
「乾かし方は?乾かそうとしても逃げちゃうんだけど、
濡れたまま自然乾燥でいいの?」
様々な疑問があると思います。
私も、これらの疑問を持った一人です。
その疑問を解いていきましょう!
子猫のお風呂の開始時期はいつから?早くても生後3ケ月から慎重に!
早くても生後3か月からにしましょう。
なぜなら、子猫は体が発達しておらず、体温調整がうまくできないためです。
体調を崩し、猫風邪をひいてしまう、更には命の危険もあります。
そのためにワクチン接種を受けてから、お風呂に入れるのが望ましいです。
大好きな猫には健康でいてほしいですよね。
意外に早い時期からお風呂に入れていいのか!と驚きましたが、
猫は基本的に濡れることを嫌う動物です。
最初はあせらず、水に慣れさせるところから始めましょう!
子猫のお風呂の入れ方のコツ!回数から頻度や温度などのポイント!
猫のお風呂の入れ方には、主に2種類あります。
猫用バスタブを使う方法と、シャワーを使う方法です。
それぞれ紹介していきますね。
猫用バスタブを使って、洗うときのポイント
1.入れる前の準備
お風呂に入れる前に、ブラッシングと爪切りをしておきます。
ここでブラッシングをするのは、シャンプーを泡立てやすくするためです。
また、洗うときに、猫が暴れてしまうことがあります。
自分がケガしないためにも、猫の爪は切っておきましょう。
2.お湯の温度
35度前後。寒い日は、36℃前後が目安です。
3.シャンプー
必ず猫用シャンプーを使ってください。
シャンプーには、洗い流すシャンプーと洗い流さないシャンプーがあります。
また、無香料のシャンプーを選ぶと、猫が嫌がりにくいのでオススメです。
人間のシャンプーは猫には刺激が強いため、使用は避けるのが望ましいです。
4.洗い流し
猫の顔に最初に水がかからないようにしましょう。
水がかかってしまうと、お風呂がトラウマになってしまう原因になります。
今後のお風呂に影響してしまうため、注意が必要です。
シャワーを使うときのポイント
猫の体の近くに持っていき水圧を調整して、洗いましょう。
猫は大きい音が苦手なので、水圧は初めは弱くして少しずつ上げてください。
お風呂の頻度
室内で飼う場合、年に1~2回が目安です。
多すぎると、失いたくない皮脂まで洗い流してしまうことになります。
子猫のお風呂上がりの乾かし方や注意点!グルーミングに備えよう!
シャンプーが終わった後は自然に乾くのを待つのではなく、
すぐに乾かしてあげましょう。
濡れたままにすると、菌が繁殖したり、皮膚呼吸ができなくなったりします。
また、猫はグルーミングをするため、
乾いていない状態だと毛を飲み込みます。
飲み込んだ毛がお腹にたまり、お腹の中で毛玉ボールができてしまいます。
毛玉ボールがたまりすぎると、食欲不振や下痢を引き起こします。
最終的に、手術をしなければいけなくなることもあるので、注意が必要です。
実はコレ!意外と知られていないみたいです。
私も、これを知らずに猫を飼っていたなら、
「これくらい大丈夫でしょ!」とそのままにしていたかもしれません…。
これは考えを改めないといけませんね。
乾かし方はタオルドライをした後に、ドライヤーで乾かします。
タオルドライの時に、しっかり水分をふき取っておくことが大切です。
しっかりふき取っておくことによって、ドライヤーの時間短縮になります。
吸水性の良いタオルを使うことでさらに、乾かしやすくなります。
ドライヤーは低温にし、30cm以上離しましょう。
温度が高く、距離が近いと猫が火傷してしまいます。
根元を乾かすために、後ろから風をあてることがポイントです。
また、お腹をこわすことがないよう、お腹もよく乾かしましょう。
猫がお風呂を嫌がるならこの方法を試して!嫌いを好きにするために!
お風呂を好きになるには、気持ちいいと思ってもらうことが必要です。
また、子猫のうちから濡れることに慣れることが大事です。
私たちは、寒い日にお風呂に入るといつもよりも気持ちいいと思いますよね?
猫も同じで、寒い日にお風呂に入れてあげると、好きになりやすいです。
ただし、寒い日は風邪をひきやすいのでお風呂からあがったら、
すぐに乾かしてあげましょう。
部分シャンプー、ドライシャンプーを使うという手もあります。
ただし、猫は毛づくろいで体を舐めるため、
猫が口に入れても安全な成分が入っているシャンプーを選んでくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
子猫のお風呂の入れ方は、今後のお風呂にも影響してくるので、
入れ方は大事だと分かって頂けたかと思います。
また、ブラシで毛並みを整えておく、お風呂の温度は35℃前後、
シャンプーは無香料を使う、水圧は弱めから調節する・・・など
ポイントを押さえてお風呂に入れてあげることで、
猫もお風呂に入ることを好きになってくれると思います。
最初のうちは自分が思った通りにお風呂に入ってくれなかったり、
猫が逃げてしまったりするかもしれません。
その時に無理をしてお風呂に入れてしまうと、
苦手意識が更に高まってしまうことが考えられます。
最初から上手くいかなくても、ドライシャンプーを使うことから始め、
少しずつ水に濡れるのを慣れてもらうということもできます。
様々な工夫をしながら、楽しくお風呂に入れるようにしてあげてくださいね。