言葉や名前って、同じだと思ってたのに実は違っていたり、
違うということは知っていても、違いを知らないことってよくありますよね。
その専門家だったりするとよく分かるでしょうけど、
全部が全部知っているという訳ではありません。
最近、自宅でドラマや映画を見ることが多くなりました。
特に刑事ものを見ることが増えたので、
いつも私たちの町を守ってくれているお巡りさんの名前について、
知りたいと思います!!
私がふと気になったのが、
警察と保安官って一緒なの??と言うことです。
警察は普通にわかるんですけど保安官は?
保安官って海外ドラマのイメージがあるんですよね。
日本でもある職種なんでしょうか?
みなさん、知っていますか?
よく聞く保安官とはどんな仕事?警察官との違いは役人であること?
調べてみたところ、保安官と警察はやっぱり同じじゃないみたいです!
しかも、日本には保安官っていう職種はないそうで、
私のイメージ通りアメリカの職種だそうです。
現場で実際に業務を行っているのが警察で、
保安官は、その警察を管理している人ということです。
管理人みたいな感じでしょうか?
日本の警察で言うと、実務を行っている警察官がいて、
その警察官を管理している警察庁が保安官にあたるということです。
よく刑事ドラマでバチバチしていますね!!
仕事や業務内容の違い!
実務と管理の違いであることは簡単に説明しましたが、
細かく見ていきましょう。
警察は社会の安全や秩序を守る行政機関です。
刑事事件の捜査を行ったり、テロやゲリラに対する警備を行ったり、
交番での活動を行ったりと現場での実務がほとんどです。
一方の保安官は、治安の維持をおこなったり、拘置所の運営を行ったり、
裁判に関係した事務を行ったりしています。
治安維持のように、一般的な警察の業務も行いますし、
裁判の事務のように司法関係の仕事まで幅広く担っているようですね。
西部開拓時代に治安維持の目的で保安官が出来て、
仕事内容は細かく決まっていなかったようです。
その後、警察が出来て、実務業を行うようになったため、
被っている部分もあるんですね。
採用方法の違い!
警察は試験を受けて、合格した人が採用されますが、
保安官は議員と同じように選挙で選ばれた人が採用されます。
いわゆる役人さんなのです。
保安官を日本に照らし合わせて考える!警察とどんな違いがあるの?
日本の警察は国家に所属していて、
国家公安委員会という大きな機関の下に警察庁があり、
地方の機関に分かれます。
大きな企業のチェーン店が地方にお店を出しているイメージですね。
本店の警察庁が公安委員会のトップに立ち、
東京都警察や大阪府警、兵庫県警というチェーン店が、
各都道府県警として地方に分かれているというイメージですね。
なので、それぞれが独立している訳ではなく、
一つの大きな機関である為、都道府県が違っても協力して、
都道府県をまたいで一緒に捜査をすることができます。
一方、アメリカは、都道府県のように州に分かれていますが、
連邦制という制度を採用している為、
それぞれの自治体の権限が強く、独自に運営しています。
そして、保安官や警察も、自治体が独自に運営していて、
保安官があるかないか、どんな仕事をするかも、
自治体によって全く違っているんです。
チェーン店ではなく、独立したお店をそれぞれ開いているイメージですね。
知事が保安官を兼任している。
現場で働く警察を管理する組織として存在している。
保安官が廃止されて警察だけが治安維持をしている。
というように州によって様々なようです。
自治体ごとにあり方が違えば、ない州もある為、
所属はもちろん自治体単位となります。
その為、州をまたいで操作や業務をすることはできません。
警察についても同じです。
大きな企業ではなく、個人事業みたいな感じですね。
まとめ
警察と保安官の違い、分かりましたか?
保安官がアメリカのイメージが強いと思っていたら、
アメリカの職業だったんですね。
しかも、警察が後からできたとは、保安官の歴史の方が古かったんですね。
でも、保安官を置かない州もあり、最近ではそれが増えてきているようです。
でも、どちらも住民を守ってくれているという意味では同じでした。
他にも、こんな風に違う言葉があるのか、
どんな違いがあるのか、色々調べてみたいです。