コーギーといえば全体がもふもふしていて可愛いですよね。
特に短いしっぽちょこんとしていて可愛さがさらに増します。
そんなコーギーのしっぽは生まれつき短い訳ではないのをご存知ですか?
生まれて間もない頃にしっぽを切っているから短いのです。
なぜわざわざ切るのか?疑問に思いますよね。
そこで今回はコーギーのしっぽについて詳しくまとめました!
そもそもコーギーとはどんな犬種?性格の特徴から元は牧畜犬って本当?
コーギーってどんな犬種か詳しく知っていますか?
ここではそんな疑問を解決していきます!
▼コーギーの特徴
コーギーはイギリス生まれで牧畜犬として飼育されていました。
牧畜犬とは家畜の見張りをしたり、誘導したりする犬の事をいいます。
牧畜犬として昔は羊、牛などの自分より大きな動物を、
追い込んでいたと言われています。
▼コーギーの性格
牧畜犬として昔から人間と過ごしていたため、
人間に忠実で愛情をたっぷりあげると深い愛情を示してくれる犬種です。
他の犬種とも仲良くなれやすい犬種としても知られています。
人間と接する事も大好きな犬種なので、ペットとしても人気が高いです。
▼コーギーの種類
コーギーといっても「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」と、
「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」の2種類がいます。
性格はウェルシュ・コーギー・ペンブロークの方が、
少し落ち着きに欠けている面があります。
ウェルシュ・コーギー・カーディガンはウェルシュ・コーギー・
ペンブロークよりも少し見た目が大きく耳が丸くなく、
ピンとなっている形が特徴です。
どちらの犬種もまとめてコーギーと呼ばれる事が多いです。
コーギーのしっぽはなぜ切るの?理由が尻尾ありの増加に繋がった?
ペットショップなどでよく見かけるコーギーって、しっぽは長くないですよね。
実はコーギーのしっぽは、もともとあんなに短くないのです!
切断されてしっぽが短くなっているのをご存知な人は少ないのではないでしょうか?
では、何故しっぽを切るのか?いくつか理由があります。
▼牧畜犬として働くため!
牧畜犬として働いていたコーギーは牧畜中に羊や牛にしっぽを
踏まれないように短く切ったと言われています。
しっぽが長く踏まれて怪我をしないように、
生まれて間もない頃にしっぽを切るコーギーが多かったそうです。
▼狂犬病予防のため!
昔、ヨーロッパの地方ではしっぽを切る事で、
狂犬病にかからないと言われていました。
また、しっぽを切る事で瞬発力が上がるなどとも言われていました。
しかし、実際はなんの根拠もなくあくまでもそう信じられていただけです。
このような事もありしっぽが短いコーギーが、
当たり前になった原因とも言われています。
▼税金対策
昔イギリス、ヨーロッパの地方ではしっぽのついた犬は税金対象でした。
そのため節税だけを目的にしっぽを短く切っていたとされています。
これはコーギーに限らず他種犬でも行われていましが、
コーギーだけがまだ、習慣が残っているとされています。
この税金制度は現在は廃止されています。
※今はしっぽが長いコーギーもいる!
昔と違い今はコーギーのしっぽを切るのを禁止している国もあります。
日本でもしっぽを切らないで育てているブリーダーさんも増えています。
日本の基準では今はしっぽを切るか切らないかは任意とされています。
まとめ
今回はコーギーのしっぽについての情報をまとめました。
一見可愛く見えるコーギーのしっぽ、
理由を見てみると少し悲しくなった人もいると思います。
しかし、最近では長いしっぽのコーギーも増えてきています。
ペットショップではまだまだ見かける事が少ないですが、
これからどんどん長いしっぽのコーギーも増えてくるといいですね。