愛嬌あるしぐさがかわいいハムスター。
鳴き声を出さないのでご近所迷惑になることもなく、
小さなスペースで飼育できるのも手軽に飼える理由として大人気です。
我が家もかわいいゴールデンハムスターを飼っています。
初めの頃はハムスターのお世話に慣れていなくて大変でしたが、
今はハムスター中心の生活にも慣れて毎日癒されています。
そんな我が家の経験を元に、ハムスターを飼うときに必要なものや気をつけること、
ペット病院の選び方なども説明していきますね。
ハムスターをこれから飼う初心者さんへ!種類の一覧とおすすめを紹介!
ハムスターはペットショップやホームセンターなどで売られています。
種類もたくさんありますが、初めて飼うならあまり人に噛みつくことがない、
温和な性格の種類がいいでしょう。
これから飼おうと考えられている初心者さんには、
ゴールデンハムスターかジャンガリアンハムスターがおすすめです。
ゴールデンは温和な性格、ジャンガリアンは人懐こい性格が特徴です。
基本的に1つのケージに1匹ずつ飼う方がいいです。
我が家はホームセンターで一緒に飼われていた、
ゴールデンハムスターのオス2匹を購入。
そのまま一緒のケージで飼う予定でしたが、
家に連れて帰るとなぜかケンカをしてしまい、
結局次の日にもう一つケージを買い、別々に飼うことにしました。
ハムスターはとても臆病、なおかつ縄張り意識も強いので、
環境の変化を敏感に感じ取ってストレスになったんだと思います。
また、ハムスターは繁殖能力も高いので、
オスとメスを一緒のケージで飼うと1か月もしないうちに、
ほぼ100%子どもが7~10匹くらい、多いと10匹以上も生まれます。
たくさん飼う余裕がない場合、オスとメスを同じケージで飼うのはやめましょう。
ハムスターの飼育グッズ!飼う時の最初に必要なものと選び方の注意!
ハムスターの飼育にはどんなものが必要なのか、見ていきましょう。
▼ケージ・エサ入れ・トイレ・給水ビン
ハムスターを飼育するケージは種類や大きさもいろいろあります。
ペットショップやホームセンターでケージ、給水ビン、エサ入れ、
トイレなど必要なものがセットになって売られているので便利ですよ。
トイレに入れる砂は別に買う必要があります。
もちろんケージだけ買って、給水ビンやエサ入れ、
トイレなどは別々に揃えたり、おうちにあるもので代用してもOK!
▼床材
床材はケージの床に敷いてあげるじゅうたんのような役割があります。
市販の床材は主に3種類あります。
「ウッドチップ」
木材を細かく粉砕したものです。
メリットは保温性と吸湿性があること。
種類もたくさんあって、他の床材よりも安価です。
たくさん入れてあげるとウッドチップの中に潜り込んだりします。
身を隠せるので安心するんですね。
マツやスギなど針葉樹が原料の場合、まれにアレルギーを起こすことがあり、
毛が抜けたり、皮膚炎や結膜炎などを起こすことも!
加熱処理されたものや広葉樹が原料のウッドチップを選ぶと安心です。
我が家もウッドチップを使っています。
デメリットは、ケージを掃除するときにチップが散らかることです。
ハムスターがケージの中で走り回ると、
ケージの周りにホコリが溜まったりもします。
「ペーパーチップ」
紙が原料の床材です。
我が家も使ったことがあります。
メリットは、白いペーパーチップなら排泄物物の状態がわかりやすいので、
下痢や病気に気がつきやすいです。
ウッドチップのようにアレルギーを起こす心配がないこともメリットです。
デメリットはウッドチップに比べて値段が高く、入っている量も少ないです。
コスト面で比べるとウッドチップの方がコスパはいいですね。
「コーンチップ」
とうもろこしの芯や実を細かく砕いたものが原料です。
食べ物が原料なので口に入っても安全です。
安全面でいうとコーンチップがいいのでしょうが、デメリットもあります。
ハムスターは床材を使って、ケージの中に自分の巣を作ります。
巣の中で寝たり、くつろいだりするお気に入りの場所なんです。
コーンチップは巣作りには適していないため、
ケージには他に巣作りできる素材も入れてあげるといいでしょう。
▼回し車
ハムスターは一日になんと6㎞くらい走る習性があるそうです。
これは野生の名残りでエサを探すための行動なんだとか…
ハムスターがたくさん走れるようにケージの中に回し車をつけてあげましょう。
ここで注意点がひとつ!
回し車は回る音が静かなものがいいです。
というのも、ハムスターは夜行性なので、回し車で走るのは真夜中。
音がうるさいと寝ていても目が覚めてしまいます。
我が家は2匹飼っているので、夜中に同時に走りだすと、とても寝られません笑
日中ならそれほど気にならない音でも、夜中はとても気になります。
買っても実際使ってみないとわからない場合もありますが、
「静音」「音が静か」と書いてあるものや口コミも参考にするといいですよ。
▼エサ
ハムスター用のエサは、ペットショップやホームセンターで
いろいろな種類のものが売られています。
我が家はその他に、使わないキャベツの外側の葉やもやし2~3本、
にんじんの切れ端などもあげています。
ハムスターの好みによって食べないこともありますが、参考にしてくださいね。
食べ残した野菜を何日も入れっぱなしにしておくと腐ったりカビが生えるので、
食べ残しは1~2日で捨てた方がいいです。
ネギ類やニラ、ニンニク、ジャガイモ、アボカド、チョコなどのお菓子、
刺激物はハムスターにとっては中毒になるのであげてはいけません。
ハムスターの飼育中に気をつけること!飼い始めは慣れるように見守ろう!
ハムスターの飼育を始めたら、やっぱり抱っこしたり手に乗せたいですよね。
どんなことに気をつければいいのでしょうか?
ハムスターは臆病で、警戒心も強い動物です。
慣れないうちから無理に触ろうとするとストレスになってしまいます。
また、目より耳の方がいいので大きな音にも反応します。
我が家は最初、ケージをドアの近くに置いていたのですが、
バタンと閉まる音と振動に反応していたのでケージの位置を変えました。
小さなハムスターにとってストレスは、
病気を引き起こす原因になってしまうこともあります。
飼い始めは、環境の変化に慣れるまでは無理に触ろうとするのはやめましょう。
ハムスターにも性格があります。
我が家のハムスター2匹もそれぞれ性格が少しずつ違って、
1匹は割とすぐに慣れて、ケージから出すときに自分から手に乗ってくれました。
もう1匹は警戒心が強く、1年たった今も様子を見ながら手に乗る慎重派です。
ハムスターの様子に合わせて、無理なく慣れるようにしてあげてくださいね。
ペットでハムスターを飼うなら動物病院もチェックを!専門外も多い?
我が家は今飼っている2匹の前にもハムスターを飼っていましたが、
病気で死んでしまいました。
ハムスターは病気になってもあまりわかりにくい動物です。
元気がない、毛並みが悪い、目ヤニや涙がよく出る、
体の一部が異常に膨らんでいるなど、
気がついた時は病気が進行している場合もあります。
動物病院には、犬や猫専門でハムスターなどの小動物は診れない病院もあります。
我が家も近くの動物病院で、
「ハムスターは専門じゃないからしっかりとは診れないけどいいですか?」
といわれた経験があります。
飼育を始めたら早めにハムスターの診療をやっている病院を探しておきましょう。
ハムスターは爪が伸び続けるので、
健康診断を兼ねて動物病院で切ってもらうといいですよ。
まとめ
今回は初めてハムスターを飼う時に必要なものや注意点をお伝えしました。
ハムスターの寿命は2~3年ほどと短いので、
愛情込めてお世話してあげましょう!
ハムスターのかわいいしぐさは、見ているだけで癒やしを与えてくれます。
そんなハムスターとの生活を楽しんでくださいね。