スーツのベストの着方を深堀り!ボタンの留め方は一番下だけ空ける?

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あなたは普段、ビジネスでスリーピーススーツを着ていますか?

多くの方は、ベスト無しでジャケットとスラックスだけかと思います。

ベストを着るのはオシャレしたい時や、

フォーマルな場面の時だけではないでしょうか?

 

ですから、皆さん意外と知らないんです。

普段着ることが少ないベストのボタンのマナーについて。

 

うちの主人も、そうでした。

出勤時は、Tシャツにジーパン、職場では制服に着替えますから、

普段の生活で、スーツを着ることはまずありません。

 

そんな中、あることでスーツが必要になり、数十年ぶりにスーツを購入しました。

それも、フォーマルな場面でも使えるようにと、初めてのスリーピーススーツ。

試着の時には、当たり前のように、ベストに付いているボタンを全て留めた主人。

 

そこで店員さんが私にこっそり、

「ベストのボタンの一番下は、開けるようにしてくださいね。」

と、優しくひと言。

 

(え!ボタンは留めるためにあるんじゃないの?!)

若い夫婦ならともかく、いい歳した夫婦が、

二人揃って物を知らない事に、恥ずかしい思いをしたわけです。

 

とまぁ、このように、スーツのベストのボタンには、

留め方のマナーがあるのですね。

「知らなかった!」というあなた。

是非、今ここで、スーツのベストの着こなし方をマスターしておきましょう。

 

 

スーツのベストのボタンの留め方!一番下は開ける理由はイギリス王室?

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ジャケットと同じく、ベストにもアンボタンマナーがあります。

私が店員さんから教えてもらった、

一番下のボタンは外しておくというルールです。

一体なぜ、そんなルールがあるのでしょう?

 

もちろん、ちゃんとした理由があります。

  • 全部留めるとシルエットが崩れるから
  • 座ったときに、シワが寄るから
  • そもそもボタンは飾りだったから

 

そして最後にもう一つ、こんな面白いエピソードがあります。

『19世紀、英国の摂政だったジョージ4世が、

 パーティーでベストの一番下のボタンをかけ忘れたことがきっかけとなった』

 

どういうことなのか、もっと詳しく説明しましょう。

ジョージ4世は、ちょっとお腹が出ていたぽっちゃり体型でした。
そんなジョージ4世が、ベストの一番下のボタンをかけ忘れると、
ぽっちゃりお腹が余計に目立ったそう。

そして、そのままパーティーに出席。

それを見た当時のファッションリーダーだったブランメルが、
ジョージ4世に恥をかかすまいと機転を利かせ、
自分自身も同じように一番下のボタンを外した。

そんなことから、パーティーの出席者の間で、
「ベストの一番下のボタンを外すのはオシャレだ!」
という勘違いが生まれ、現在のマナーに至るという説があるのです。

面白いのと同時に、なるほど、と納得してしまいますね。

 

ところで、そのアンボタンマナーには、ベストの形によって例外があります。

ベストの形は、縦にボタンが並んでいるシングルタイプ、

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2列にボタンが付いているダブルタイプの二つに分かれています。

 

どちらも基本的には一番下だけ留めないのがルールです。

しかし、前裾部分が直線カットになっているダブルベストは、

全部のボタンを留めた方がきれいに着ることができますから、

このときは例外であることを覚えておきましょう。

 

 

スーツのベストの役割をマナー面から解説!着用は冠婚葬祭で結婚式だけ?

そもそものベストの役割は、下着を隠すことが目的でした。

つまり、ワイシャツが下着だったということです。

 

ご存じの方もいるかもしれませんが、

下着だったことを証明するのが、ワイシャツの形。

よく見ると、前後の裾が長いですよね?

 

それは、昔、前後をボタンで留めて下着として使っていた名残です。

ですから、下着であるワイシャツを隠すために、

昔はベストを着用していたのですね。

 

現在のベストの役割は、主に次の3つといえるでしょう。

  • 寒暖の調節のため
  • ジャケットを脱いでも失礼に当たらないようにするため

   (ワイシャツが下着だった名残)

  • ワンランク上のオシャレをするため

 

特に、オシャレ目的で着る方が多いと思います。

確かにベストを着用するだけで、スーツの印象は随分と変わり、

「紳士的」「上品」「スタイリッシュ」といった言葉が当てはまりますよね。

 

ベストのVラインは、男性らしいたくましさを強調し、

ネクタイには立体感が生まれます。

身体にフィットしたベストは、ウエストが引き締まって見えます。

クールビズでノーネクタイのときは、ベストを着ることによって、

だらしない印象が無くなります。

 

このように、ベスト付きのスリーピーススーツは、

きっちりとした礼儀正しい印象を与えるのは間違いありません。

しかし、場合によっては失礼な印象を与えかねませんから、注意が必要です。

 

例えばビジネスシーンでいうと、偉そうに見えてしまうことがあるので、

初対面の相手や目上の方に会う予定があるなら、避けた方が良いでしょう。

また、新卒にしても転職にしても、就職活動では不向きです。

理由は同じく偉そうに見えるからです。

 

その他、お葬式に出席する場合は、喪主よりも格上になってしまいますから、

喪主でないならベストは避けましょう。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

スーツはイギリスの伝統的なファッション。

伝統あるものには、マナーがあって当然ですよね。

 

マナーの原点を知ったあなたは、自然とアンボタンマナーが身につくでしょう。

これを機会に、色んなベストの着こなしを楽しんでみてくださいね。

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