こんにゃく臓器で手術練習!開発を手掛けた寿技研、町工場の技術力!

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「こんな使い方があったのか!」

という目からうろこの仰天アイデアを、時々見聞きすることありますよね!

 

今回注目したいのは、「こんにゃく」です。

あの冷たくてプニュプニュしていて、カロリーは少なく、食卓に並ぶことはあるけれど、どちらかというと色も味も地味で脇役のこんにゃく。

 

そんなこんにゃくが、なんと、外科手術のトレーニングに使われるんですって?!

つまり、人間の臓器モデルの材料に、こんにゃくが使われるということです。

 

人間の臓器なんて、実際に見たことも触ったこともありませんが、想像してみると、確かに、きっとあんな感じ?!なのかもしれません。

それでは、こんにゃくのびっくりな使い道、「こんにゃく臓器」について、紹介していきましょう。

 

 

こんにゃく臓器が医療業界で大注目!寿技研の開発経緯や技術力とは?

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こんにゃくで臓器モデルを作ろうというアイデアには驚かされますね。

そんな発想、一体どこから生まれたんでしょうか?

 

2011年、焼肉店で起きたO-157の集団食中毒事件、ありましたよね?

大変な騒ぎになりましたから、記憶に残っている方、多いことでしょう。

その事件の後、2012年には牛のレバ刺しの提供が、食品衛生法によって禁止となりました。

 

レバ刺しが食べられなくなったために、その代用品として、なんとこんにゃくが注目されることになったのです。

 

スーパーのこんにゃくコーナーには、刺身こんにゃくなどと一緒に、レバ刺し風味のこんにゃくなんてものも、並んでいるのを見たことありますか?

ちゃんとごま塩だれ付きで、私も何度か購入したことがあります。

「ああ、レバ刺しってこんなんだったなぁ。懐かしい・・・」と思えるくらい、ちゃんと、レバ刺しの色も食感も、結構良い感じに再現されているんですよ。

 

そこにピンときた方がいたんですね!

「こんにゃくで、レバ刺しが再現できるのなら、 人間の臓器だって再現できるのではないか?」

開発したのは、「寿技研」という埼玉県の町工場。

その寿技研の高山社長が、こんにゃくを研究しているメーカーの社長と、話をしているときに、そう思いついたんですって。

 

寿技研は特に専門というのはないけれど、「何でもやります!」という、もの作りのプロ。

1978年の創業当時には、金型やプレス加工がメインだったのが、「困ったときには寿技研に!」と言われるくらいに、もの作り全般の知識を積み上げてきたそうです。

こんにゃく臓器の開発前には、医療器具メーカーの友人から相談を受け、腹腔鏡手術のトレーニング器具を開発。こちらも、約3,000台も販売し、医療業界で大きな反響を呼びました。

 

そんな寿技研は、本格的に手術用のトレーニング器具の開発に乗り出し、2018年にKOTOBUKI Medical社を立ち上げるまでになりました。

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こんにゃく作りの専門でもない、医療器具作りの専門でもない町工場から、こんにゃく臓器が誕生するなんて、誰が想像出来たでしょうか?

実際に、こんにゃく臓器のアイデアを思いついても、そう簡単に本物の内蔵の感触を再現することはできず、製品に出来ると確信するまでに、約2年間試作品を作り続けたそうです。

 

何でもやります!という精神と粘り強さがあれば、本当に何でも可能になるのかと、勇気をもらえるような話ですね。

 

 

メリットを最大限活かしたこんにゃく臓器!食品だから実現した理由!

これまで、一般的な手術のトレーニングに使われてきたのは、動物の臓器やシリコン樹脂などです。

しかし、動物の臓器の調達には時間もかかり、動物特有の臭気や保存管理も大変でした。

 

そして、動物愛護の観点からも難しいところがありました。

また、シリコン樹脂の場合は、形や硬さがリアルでない上に、動物臓器よりも高価であるという問題がありました。

そんなところに登場した、こんにゃく臓器。

これにはそういった問題は全くありません。

 

こんにゃく臓器のメリットは、ザッと挙げてもこれだけあります。

1.食品なので衛生的
2.動物と違って調達しやすい
3.動物のような臭いがない
4.使用後は、生ゴミとして廃棄できる
5.未開封なら常温で、約1年の長期保存が可能(真空パックにされている)
6.強度や硬さ、伸展性、色などの調節ができるため、
  あらゆる臓器をリアルに再現できる
7.こんにゃくなので安価
  (これまでのトレーニング器具は数十万だったが、こんにゃく臓器は数千円)

 

こんにゃくだからこそ、実現できた臓器モデルなのです。

あえてデメリットを挙げるとするなら、切開したときに出血しないため、その点は、リアルさに欠けると言ったところでしょうか。

 

この臓器モデルの開発は、日に日に進んでおり、針糸での縫合や、電気メス、超音波メスなどによる切開も可能になっています。

腫瘍や血管もリアルに再現できており、教えてもらわなければ、これがこんにゃくだとは、誰も思わないことでしょう。

 

 

まとめ

こんにゃくが、まさか医療技術の向上に役立つとは、思ってもみませんでしたね。

手術自体がどんどん高度化していく現状、医師もリアルな環境で、十分なトレーニングを積むことが必要になってきます。

こんにゃく臓器の登場は、医師も患者も更に安心して、手術に臨むことを可能にするでしょう。

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