サロマ湖でホタテはなぜ?湖で海貝が獲れる理由は嵐での地形の変化?

レビュー

スポンサードリク






みなさんは冬にどんな魚介を召し上がりますか?

寒い冬と言えば、魚屋さんでも冬が旬の新鮮魚介で賑わいますね。

 

日本で生産される魚介類の中で、実は世界中で人気の貝があります。

それは12月から旬となる”ホタテ”なんです。

たしかに寒い日に食べるホタテバター、美味しいですよね!

 

実はホタテは日本の水産物輸出額でトップを維持していて、

特にアメリカや中国での需要が高い貝なのだそうですよ。

 

そして海外だけではなく、日本国内でもホタテは人気です。

近年、日本国内で毎年貝の養殖出荷量でトップを争っている貝は、

こちらもなんと、ホタテです!

実は大人気の貝なんですね。

 

そんな日本でも世界でも大人気の海産物、ホタテ。

このホタテが日本一の水揚げ量を誇る北海道では、

ホタテ漁が安定した産業の一つとなっており、数々の名産地があります。

 

特にホタテの養殖に力を入れている名産地のひとつが”サロマ湖”です。

「あれ?サロマ湖って湖?貝なのに海で獲れるんじゃないんだ?」

なんて思いませんでしたか?

 

実はサロマ湖は海と繋がったことで海水も入り交じって、

ホタテも生まれ育つ塩分濃度などの海と同じ環境になったそうです。

 

今回はそんな世界中で人気の貝のホタテの日本有数産地、

日本でも3位の大きな湖”サロマ湖”での環境について紹介します。

 

どうしてホタテが名産になったのか、

そしてサロマ湖周辺のゆたかな自然についても、詳しく解説していきますね!

 

 

サロマ湖でホタテが獲れる理由!地理的に海が隣なのと地形が嵐で変化?

スポンサードリク

約150平方キロという広大な面積を誇り、北海道で最も大きな湖がサロマ湖。

面積は約152k㎡、周囲長は87 kmという、巨大な湖です。

 

この巨大な湖を一周しようとしてみると、

サロマ湖は「海とつながる湖」という特殊な地形だと分かります。

実はそんなサロマ湖特有の海とつながる形状が、

この地域で養殖ホタテが生まれた理由のひとつです。

 

海と隣接したサロマ湖が、海と繋がった現在のふしぎな地形に変わったのは、

昭和の初めに起きたある日の晩の、

オホーツク海の大シケがきっかけだったそうです。

 

そのある日はサロマ湖のとある工事が完了したタイミングでした。

 

その工事とは、湖への船の出入りをしやすくすることと、

湖に春の雪解け水が流れ込んでも水位を調節できるように、

海と湖をつなぐ溝を作っていました。

 

しかしその工事完了日の晩に大しけの嵐になり、

海や湖の大波が工事で掘られた7mほどの溝をさらに壊し、

なんと200mにも広がりました。

 

これによって湖と海がつながり、湖の淡水と海水が交じり合った結果、

スポンサードリク

湖の水が海水とほとんど同じ塩分濃度になったのだそうです。

すると、海にしか住めないはずのホタテが湖の中でも獲れるようになりました。

このときの水質変化が現在のホタテの養殖につながっているそうなんです。

 

 

サロマ湖の砂州の歴史!ワッカ原生花園にも関係する地形の変化とは?

サロマ湖を訪ねてみると、まさにここは「ホタテの王国」なのだと、

強く実感させるような光景が眼下に広がっています。

 

というのも、現在は湖のほとんどがホタテの養殖施設で埋めつくされ、

ごくわずかに漁船のための航路が残されているのです。

 

そんなサロマ湖とオホーツク海とを隔てているのは、

幅200〜700m、総延長20km、約700haにもおよぶ、

広大な海岸草原のワッカ原生花園です。

 

国内最大規模の海浜植物の一大群落地で、

網走国定公園、北海道遺産に登録されているこのワッカ原生花園は、

まるで高原の中にいるような雰囲気をもち、

春から秋にかけて300種以上の草花が咲き、野鳥の繁殖地にもなっています。

 

かつてのサロマ湖はオホーツク海の一部で、湾となっていました。

このワッカ原生花園を上空から眺めてみると、

元々湾の先端だった所から対岸の先端まで、

細長い土地、砂州が続いていることが分かります。

 

砂州とは天候の変化や川の流れの砂や小石によってできた、

岬や海岸の突出部から海側に細長く突出している地形のことをいいます。

 

この地域では今から5,000~6,000年前に、

地球の気候変動により海面が低下し、湾の入り口に砂の堆積ができました。

 

この砂の堆積が徐々に成長し、少しずつ海から隔てられていくことで、

3,000年ほど前には現在のサロマ湖に近い形状になったんですって。

そのような出で立ちから、豊かな自然に育まれた海岸草原が生まれているんですね。

 

ワッカ原生花園のワッカとはアイヌ語で「真水」の意味で、

「水が湧くところ」に由来しており、

5〜10月にかけてはハマナスやエゾスカシユリ、センダイハギなど、

10月には海岸を真っ赤に染めるサンゴ草が見頃だそうです。

 

2020年度は10月に営業終了してしまいましたが、

ワッカネイチャーセンターの開館中は、

レンタサイクルで園内をゆっくりと散策することができるそうなので、

詳しくは公式ページをぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

まとめ

雄大な歴史に育まれたサロマ湖の自然とホタテを初めとするおいしい海の幸、

まだ海だった時代を想いを馳せたり、これまでの歴史も紐ときながら歩いてみると、

その土地の食べ物も更に味わい深くなりそうですね。

 

ぜひ歩きやすい靴を履いて、どちらも堪能してみて下さいませ!

スポンサードリク






スポンサードリク






レビュー
うめをフォローする
暮らしのお役立ちブログです!