おせち料理の具材で見る地域の違いや習慣!大晦日に食べるのはあり?

暮らし

スポンサードリク






あなたはお正月におせち料理を食べるでしょうか?

おせちの起源は弥生時代にさかのぼると言われており、

季節に合わせて収穫をもたらしてくれる神々に感謝を

捧げるために作ったのがおせちの始まりとされています。

 

私も実家にいた頃は、家族みんなでお正月におせちを食べた思い出があります。

おせちを食べると「これから新しい年が始まるんだなぁ」って、

ワクワクした気持ちになるから、何だか不思議ですよね。

 

実はこのおせち料理、地域によって様々な違いがあるんですよ。

 

例えば、おせち料理の中でも、

「とりあえずこれだけあればお正月を迎えるのに不足はない」

とされる定番の3品があります。

 

それが祝い肴三種(いわいざかなさんしゅ)といわれている料理で、

  • 数の子(子孫繁栄)
  • 黒豆(健康でマメに働けるように)
  • 田作り(豊作祈願)

の三種類です。

 

しかし、関西方面だと田作りの代わりとしてたたきごぼうが、

この祝い肴三種に含まれることが多いそうです。

 

たたきごぼうには、

「ごぼうのように家業がしっかり根をはり商売繁盛につながるように」

という意味合いがあるそうなので、

商いの町である大阪の影響があるのかもしれませんね。

 

このように、その地方によっておせち料理は独特の発展をとげています。

いったいなぜなんでしょうか?

 

それは、現代に比べると食料の運搬や調理文化の伝搬に時間がかかったため、

地方色が豊かになったからではないか?

と言われているようです。

 

詳しく見ていきましょう!

 

 

おせち料理は地方で様々な違いが?意外な素材5選と秘められる意味!

スポンサードリク

山や川にへだてられていた日本の各地では、

それぞれの地方で収穫できるものの中から美味しく、

保存がきき、なおかつお祝いの席にふさわしい料理を選んで、

独自のおせち文化を築いてきたとされています。

 

今でこそ物流や情報伝達が発達したおかげで、

どこに住んでいても美味しく均一化されたおせち料理が食べられますが、

昔は各地域で工夫していたんですね。

 

特に地域の特色が出やすいのが、魚料理だそう。

現代では養殖や運送の技術が進んでいて、

季節や地域などは関係なく魚を手に入れることができますが、

昔はそうはいきませんものね。

 

そこで、今回は日本各地のおせち料理の中でも特に珍しい、

魚を使った料理を5つご紹介しようと思います。

 

氷頭なます(ひずなます)

北海道や東北、北陸地方などでは、

鮭の鼻の軟骨である氷頭(ひず)を入れてなますを作っているそうです。

 

現在のなますは、人参と大根のみを使用している場合がほとんどだと思います。

しかし、もともとは生魚を使用していたことから、

「なます」という名前がついたそうですよ。

 

氷頭の代わりに長崎県ではくじら、兵庫県ではシメサバが使用されているそうです。

その地方で獲れた魚を使用していた名残なんでしょうね。

 

賀日あえ(がじつあえ)

広島県の特産品であるあなごとほうれん草を、

ごま・砂糖・酢であえた料理です。

 

瀬戸内海に面し後ろに山を控える尾道市では、

お正月に海のものと山のものを合わせていただくことが風習だったそうで、

そこからできた料理なのでしょうね。

 

ワニ料理

これを見たとき「えっ?ワニ?」と驚きました。

安心して下さい、広島県でサメのことをワニと呼ぶそうです。

スポンサードリク

 

サメの身は保存性が高く酸化による脂質の変化がおこりにくいため、

冷凍技術が発達していない頃から貴重な水産資源として活用されていたそうです。

 

非常にたんぱくな味わいで、もちもちした食感が特徴。

お刺身にして食べるのがもっともポピュラーのようです。

 

いちご煮

フルーツを使った甘い料理のように思うかもしれません。

実はいちご煮は、三陸地方で獲れる新鮮なウニやアワビを澄まし汁にした、

青森県の郷土料理なんです。

 

熱い澄まし汁の中にふっくら浮かんでいるウニが、

朝もやの中に見える野イチゴのようだ!

ということでこの名前がついたそうです。

 

何だかメルヘンな可愛らしい名前の付け方ですよね。

元々は漁師さんたちの浜料理がルーツで、

今ではお正月には欠かすことのできない料理の1つになったいるようです。

 

ハタハタ寿司

日本海で獲れるハタハタは秋田県を代表する食材の1つで、

そのハタハタを使ったハタハタ寿司は秋田県ではハレの日の定番料理です。

各家庭ごとにレシピがあり、同じ味はないともいわれるほど身近な料理なんですよ。

 

ご飯と麹などを混ぜたものに酢漬けにしたハタハタを交互に敷き詰め、

人参やのりを間にまぶしで笹の葉でおおって発酵させれば、でき上がりです。

 

余談ですが、ハタハタは漢字で書くと「鰰」魚へんに神と書くんです。

おせち料理にぴったりの、ありがたい漢字ですよね。

 

 

おせち料理の食べる日はいつ?北海道や東北は大晦日の風習!?

おせち料理と一言でいっても、

地方によって色んな特色があるということが分かりましたね。

 

実は料理の内容だけではなく、いつおせち料理を食べるのか?

というところにも地域によって差があるようなんです。

 

おそらく「1月1日のお正月に食べる」という方が大半なのではないでしょうか。

しかし、北海道や東北の一部では、

何と12月31日の大みそかにすでにおせちを食べ始めるという風習があるんです!

 

年とりと言って、大みそかにはお寿司やカニ、海鮮鍋などの豪華な食材が並び、

そこに一部おせち料理が加わるんだそう。

 

北海道や東北の人たちはせっかちな人が多いのかなぁ~なんて思うかもしれません。

 

実は、おせちをお正月に食べるという習慣は江戸時代後期以降に定着したようで、

それ以前は新年を迎える行事食として大みそかに食べられていた、

という歴史があるそうです。

 

新しい年が来ることをお祝いするのか、

それとも新しい年が来たことをお祝いするのか、

どちらにしろ、おめでたい気持ちに変わりはありませんよね。

 

 

まとめ

私は北海道の出身なんですが、

今思えば確かに大みそかはカニ鍋やお寿司などのご馳走で、

しかもおせち料理の煮物や数の子がフライングして食卓に並んでいました。

 

何も考えずに「あ、味見のために出してるのかな?」と思っていましたが、

我が家は祖父母も一緒に住んでいたので、

風習として残っていたのかもしれません。

 

おせち料理と言っても歴史は色々あり、

料理1つをとってもその意味合いや背景を知ることで、

よりありがたい気持ちで食べることができるように思いました。

 

来年のおせち料理はいつもと違った気持ちで、

さらに美味しく食べることができそうです。

あなたもおせち料理、ぜひよく味わって食べてみて下さいね。

スポンサードリク






スポンサードリク






暮らし
うめをフォローする
暮らしのお役立ちブログです!