エンバーミングとはどんな方法?メリットとデメリットと共に解説!

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近年、色々な生き方が認められる風潮があり、

人々に多様性が広がっていることを感じますよね。

 

それと同じように今、

最後の迎え方にもかなりの選択肢が増えていることを知っていましたか?

 

今回はその最先端の選択肢のうちの一つ、

「エンバーミング」という技術についてご紹介します!

 

エンバーミングとは、日本語に訳すと、「遺体衛生保全」となり

遺体を衛生的に保存するための技術の一つです。

こう聞くとすこし難しそうに感じてしまいますね。

 

簡単に言い換えると、生きていた時と同じ姿を保ったまま、

腐敗による肉体の変化をストップさせるための技術です。

 

私たちが一般的に考える最期とは、

亡くなってから火葬するまでのわずかな時間で、

故人とのお別れをしなければいけないイメージですよね。

 

それが時間を気にせずお別れができるとすれば…。

これまでの死という固定概念さえも覆されそうな技術だと思いませんか?

 

 

エンバーミングってどんな方法や技術なの?こんな長所や短所も!

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先にも少し触れたように、

エンバーミングとは遺体を綺麗な状態で保つための技術です。

 

日本にも昔から「湯灌(ゆかん)」といって、

遺体を最期にお風呂に入れて、清潔な衣服を着せて整える、

宗教的にも意味のある儀式が存在します。

 

大抵は葬儀社が行ってくれるもので、遺族が立ち会うこともできます。

 

見た目や遺族の精神的な面では、

かなり生前の姿に近づけることができますが、

あくまで表面を清潔にするだけです。

 

生命活動のない肉体は時間が経てば、やがて腐り始めます。

どんなに冷やしたり、清潔を保ったりしても、

長くて数日の内には肌の色や臭いが変わってきてしまいます。

その前に火葬してお別れするのが、今の日本では一般的ですよね。

 

ところがエンバーミングは同じく遺体を綺麗にする目的で行いますが、

専門家によってこの操作が施された遺体は常温での長期保存が可能です。

 

湯灌に比べてやや大掛かりですが、

腐りやすい内臓の中に残っているものをすべて取り出し、

全身の血液を防腐剤が含まれた特別な保全液に入れ替えます。

つまり遺体が腐らなくなるのです。

 

これによって慌ただしく過ぎてしまうお葬式まで余裕をもち、

お別れの時間も穏やかに過ごせるところが最大のポイントです。

 

安置されたご遺体というとドライアイスに囲まれて

すごく冷たくされるというイメージがありましたが、

常温におけるので寒々しい印象が取り払われるのも、

遺族からしてみればありがたいですよね。

 

しかしこうしてみると、かなりの手間です。

遺体の清浄というよりは、もはや手術と言ってもよさそうに聞こえますよね。

そこまでする必要ある?と思ってしまいます。

 

じつは、メリットは他にもあるのです。

 

エンバーミングでは遺体の腐敗防止作業と同時に、

遺体の損傷した部分を手術で修正することもできます。

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事故で損傷した部分や、長期の闘病で変わってしまった顔つきを、

元気だったころに限りなく戻すことも可能なのです。

 

できれば綺麗な姿でこの世とお別れしたいというのは、

私たち共通の願いです。

しかし誰しも最期の時や状況は選ぶことができません。

 

それでも自分で身なりを整えることが出来ない死後に、

美しいままの姿を再現してくれるのだとしたら、

とても画期的な技術だと思いませんか?

 

もちろん体にメスを入れることになるので、

遺族の気持ちや故人の意思が最大限尊重されることが重要です。

しかし最期の時の過ごし方として、

エンバーミングを検討する人が増えているのは事実なのです。

 

 

意外にも歴史は長い?エンバーミングの由来や歴史は古代に繋がる?

最新の技術として注目を集めているエンバーミング。

しかしながら振り返るとその歴史は長く、古代エジプトまで遡ります。

 

そう、遺体の長期保存と言えばミイラですよね!

 

当時から腐りやすい内臓を取り除き、

体液の代わりに防腐効果のある薬草を詰めることで、

生前の形を保つ努力がなされていたのです。

 

死後もそのままの形を保ちたいという願いは、

長い時を超えて共通だということに改めて驚いてしまいますね。

 

これが現代の形に近づいたのは、

アメリカの南北戦争時代(1960年代)だったと記録されています。

 

戦争で亡くなった兵士の遺体を衛生的に故郷に持ち帰るため、

当時開発が進んでいたホルマリンという腐敗を防止する薬剤や、

体液を交換するための技術が活用され始めたのです。

 

これ以降、アメリカでは火葬文化がなかったこともあり、

エンバーミングが一般的なものとして浸透しています。

 

日本に技術がもたらされたのが1980年代。

そこからじわじわと処置を行う人が増加し、

2017年にはその数が43000件近くになりました。

 

もちろん現在技術もますます高くなり、

以前より簡単に行えるようになっています。

いずれはアメリカのように、

よくある選択肢の一つとして定着していくのかどうか注目ですね。

 

 

まとめ

最新の遺体を保存するための技術、エンバーミング。

遺体にメスを入れることや、必要な時間や手続き、費用などを考えると、

必ずしもメリットばかりではありません。

 

しかしながら、死後をどのように過ごすかという選択肢が増えることは、

技術が進歩している現代人ならではの、

豊かさの象徴の一つと言えるのかもしれませんね。

 

生き方だけでなく最後の時の過ごし方も自由に選べる時代。

しかしながら元気なうちにしか、その選択を判断することはできません。

これを機会にご家族と話し合ってみるのも、大切なことですね。

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