最近ではキャッシュレス決済が一般的になり、
小銭を扱う機会が減っていますよね。
そんな中でも、例えば小さな商店街や個人で経営しているごはん屋さんだと、
現金しか使えない場合もまだまだ見受けられます。
そして気が付けばお財布の中には、行き場をなくした小銭が大量に溜まっている。
そんな経験、あなたはありませんか?
家に置いておいても仕方ないので、銀行の口座に入金してしまえば楽ですよね。
とはいえATMの小銭を入れる部分ってすごく小さいですし、
いったい何枚まで入金できるのか気になります。
実は銀行のATMで入金できる小銭の枚数は決まっていて、
おおよそ50枚~100枚なんですよ。
詳しく見ていきましょう!
銀行ATMで小銭の入金は何枚まで?制限がある理由は意外と物理的!
金融機関によって差はありますが、
ATMから入金できる小銭の枚数はおおよそ50枚~100枚です。
調べてみたところ、三井住友銀行は50枚まで、
東京UFJ銀行やみずほ銀行・ゆうちょ銀行などは100枚まで可能なようです。
大量の小銭をどうにかしたい!と考えている人にとって、
この枚数は少なく感じるかもしれませんね。
1度に大量の小銭を手軽にATMで入金できればもっと楽なのに、
と思うかもしれません。
しかしATMで小銭を入金することは、
銀行にとってはリスクが非常に高いことなんですよ。
というのも、ATMの故障の原因の多くは小銭の詰まりによるもの、
といわれているからです。
小銭が詰まってしまえばATMは停止してしまい、
多くの人たちに影響が出てしまいます。
ATMの台数は限られていますし、
詰まりの解消のために人員を割く必要もありますよね。
そうなると、結果的に他の業務に支障がでてくる可能性もあります。
銀行はこのような機械のトラブルはなるべく避けたいということから、
ATMでの小銭の入金は枚数制限があるんですね。
ATMでできない大量の小銭入金は窓口で!手数料無料の銀行を紹介!
では大量の小銭を銀行に預けたい場合、いったいどうしたらいいのでしょうか?
この場合は銀行の窓口で対応してもらうことになります。
例え枚数制限以内の小銭であっても、
70枚も80枚もあればATMでの入金はきっと時間がかかりますよね。
そうなると後ろに並んでいる人の目も気になるでしょうから、
ATMが混雑している時なども窓口でお願いすると気が楽かもしれません。
しかしここで気を付けてほしいのが、入金にかかる手数料です。
銀行窓口で大量の小銭を入金する際には、
大量硬貨入金手数料というものがかかります。
硬貨の取り扱いには相当なコストがかかり、
サービスの品質を維持するために必要なものといわれています。
とある銀行では100枚までは無料で入金できますが、101枚~500枚だと550円、
501枚~1,000枚だと1,100円の手数料がかかるようです。
下手をすれば入金額以上の手数料がかかってしまう、
そんな可能性も考えられますよね。
そのような中、ゆうちょ銀行は窓口での入金手数料が無料なんです。
私も口座を持っていますが、やり方も簡単です!
<ゆうちょ銀行窓口での小銭入金方法> ①大量の小銭とゆうちょ銀行の通帳、 もしくはキャッシュカードを持って窓口へ行きます。 ②小銭を入金したいことを窓口担当の方へ伝えます。 ③入金票に金額以外の必要事項を記入します。 ④機械での計算が終わると呼ばれます。 ⑤計算明細を見ながら入金票に金額を記入します。
ゆうちょ銀行の口座を持っている方なら、ぜひ活用したい方法ですね。
まとめ
大量の小銭を銀行の口座に入金する際にかかる大量硬貨入金貨手数料ですが、
調べてみると各銀行で導入されたのは実はここ数年のことのようです。
最初に説明したように硬貨の取り扱いにはコストもかかりますし、
その他にもキャッシュレス化の促進の意味合いもあるようですね。
私も普段はほぼキャッシュレスの生活をしていますが、
行きつけのスーパーが現金しか使えないので、
やはり行き場のない硬貨が家に溜まりがちになります。
かなり溜まっていたので「どうしたものか…」と心配していたのですが、
ゆうちょの口座に思い切って入金してみようと思いました!
他にも少ない硬貨数ならATMでも入金できるようなので、
大量に溜まってしまう前にコマめに入金するのもいいかもしれません。
あなたもぜひ小銭と上手にお付き合いしてみて下さいね。