会社を辞めようと思う時、
「別のことにチャレンジしたい」、
「もうこの会社イヤっ!」
などなど人それぞれ色々な理由があるはずです。
しかし、いざ退職願を書くとき、理由をどのように書いたらいいか困りますよね。
そこで今回は、
「退職願に退職理由を書く時の具体例を教えてほしい。」
といった悩みにお答えしていきます。
本記事では
『退職願に書く退職理由の具体例7選』
といった内容で解説していきます。
色々調べた結果はこれ!退職願に書く退職理由の具体例7選!
退職理由の具体例その1:一身上の都合
退職願を書く時の1番典型的な理由が「一身上の都合」。
ブラック企業や本当の理由を言いたくない会社に対して、
当たり障りのない理由として使えるのが特徴です。
書き方としては、
「一身上の都合で○月○日を持って退職いたしたく、ここにお願い申しあげます。」
といったように書くことができます。
他にも家庭の事情や転職など、どんな状況でも使えるのが「一身上の都合」です。
退職理由の具体例その2:生活状況が一変
2つ目の具体例が「生活状況の一変」。
引っ越しや病気など、今後は会社に通勤することが困難な状況になる場合です。
書き方としては、引っ越しの場合、
「勝手ではありますが、家庭の事情で引っ越すことになり、
転職せざるを得なくなった為、〇月〇日にて退職致します。」
病気の場合、
「大変申し訳ないのですが、ここ数か月ほどずっと体調が悪く、
1度仕事を離れて療養したい為、
○月○日で退職させて頂きたいと考えております。」
「生活状況の一変」での退職理由は、会社としても引き止めにくいはずです。
ただし病気を退職理由にする場合は、
診断書の提出を求められるケースがあるので注意が必要です。
退職理由の具体例その3:やりたいことがある
3つ目の具体例として、「やりたいことがある」。
将来のことや自分のスキルアップのことを考えて、
今後やりたいことがあるという前向きな理由として使えます。
書き方の例として、
「自分自身を見直し、よく考えた結果、
現在の仕事とは違う分野に挑戦したいという気持ちが、
抑えきれず退職を決意するに至りました。」
「やりたいことがある」という理由は、
ただ辞めたいから嘘をついていると受け取られる可能性があります。
しかし今の会社を辞めたくて仕方がない人がこの理由を使う場合、
強い意志を持って伝える必要があるので注意してください。
退職理由の具体例その4:人間関係
4つ目の具体例として「人間関係」。
どんな組織にも反りが合わない人はいるはずです。
どうしても今の人間関係に耐えられないのなら、
あなたの精神衛生上、十分な退職理由になります。
書き方としては、
「共に労働する社員との反りが合わずに仕事への支障が生じるため、
退職を願い出ます。」
ただ人間関係を理由として本音で退職願に書くのは、
少し後ろめたく感じるという方もいるかと思うので、
そんな時はその1で解説した「一身上の都合」を使うのもOK。
退職理由の具体例その5:仕事が合わない
5つ目の具体例として、「仕事が合わない」。
仕事をしていく内にだんだんと、
「やっぱりこの仕事は自分には合わないなぁ」、
と感じることもあるはずです。
仕事が自分に合わないまま勤務を続けても、
会社にとっても社員にとってもメリットがないので、
退職理由として十分に使うことができます。
書き方としては、
「尽力して参りましたが業務内容が自分には適さず、
これ以上勤務すれば会社に損害が生じるかもしれないので、退職を願い出ます」
上司によっては「もう少し頑張ってみたら?」など、
引き止めに合う可能性があるかもしれないので、話し合いをする覚悟も必要です。
退職理由の具体例その6:労働時間
6つ目の具体例として、「労働時間」。
過度の残業が与える心身へのダメージは誰にも計り知れません。
労働時間を理由に退職を考えるのはごく当たり前のはずです。
書き方としては、
「心身ともに問題が生じ、これ以上残業することが困難と感じているため、
○月○日で退職を願います」
過労が理由で病気になってからでは遅いので、
上司に素直に伝えるよう心がけるべきです。
退職理由の具体例その7:給与
7つ目の具体例として「給与」。
もし給与が生活をしていくために不足しているのなら、
退職する上で退職願に書く理由にできます。
書き方としては、
「今の給与では生活をすることが難しいので、
勝手ではありますが退職を願い出ます」
給与が退職理由の場合は、
なぜ今の給与では生活できないのかを退職願に書けるとなお良し。
例えば結婚して家庭を持つためなど。
まとめ
本記事では『退職願に書く退職理由の具体例7選』
といった内容で解説してきました。
どんな理由で退職するにしても、
会社に給料をもらってお世話になったのは事実です。
退職する最適なタイミングなどを考え、
感謝の気持ちを忘れず前向きな退職にするようにしましょう。