夏のお楽しみの一つと言えば、花火ですよね。
花火の捨て方ってご存じですか?私はいつも親に捨ててもらっていたので、知りませんでした。
いざ自分が親になり捨てる立場になった時、「アレ?どうやって捨てたらいいの?」となり、慌てて調べたことがあります。
使用済みの花火は、半日ほど水に浸してから捨てるようにします。未使用の花火なら、1日中水に浸してから捨てるようにしましょう。
新聞紙に包んだり、牛乳パックに入れてから捨てると、ゴミ袋の中で散らばりません。
何ゴミとして捨てるのかは自治体によって異なるので、自分の市町村の捨て方を確認してください。注意事項など、細かい指示のある自治体もあります。
それでは花火の捨て方について、詳しくみていきましょう。
未使用の花火の捨て方も同じ!後始末は水に浸ける時間がポイント!
花火をしたら、バケツの水などにしばらく浸けて消火しますよね。
花火をしている間だけ浸けて置くとしても、20~30分間ぐらいだと思います。しかしこれだと、花火全体に水と湿気を行き渡らせ、完全に火薬成分を消すには時間が短すぎます。
ですので、使用済みの花火は、半日ほど水に浸けておくと安全といわれています。
それに、中にはちゃんと水に浸かってない花火なんかもありますよね。バケツに刺しただけ、みたいな花火…。そんな花火が混ざっている可能性もあります。そのまま捨てたら爆発する恐れもありますよ。
夜に花火をしたら、全部の花火がしっかり水に浸かっているか確認しましょう。確認したら、朝までバケツの水に入れっぱなしにしておくといいでしょう。
そんなに長い間入れっぱなしにしていたら、バケツが臭くなるから嫌だという人もいると思います。
そんな人は、牛乳パックの注ぎ口を開いたものをバケツ替わりにしましょう。簡単に作れますし、容器ごと捨てられるのでおすすめですよ
花火を残したまま水だけを捨て、牛乳パックの上部と下部を折り畳み、テープなどで止めましょう。これで花火を牛乳パックに包んだまま捨てることができます。
他にも、新聞紙に包めば花火がゴミ袋の中で散らばりません。花火の持ち手部分がビニール袋を突き破り、ゴミ袋に穴が開くのも防いでくれます。多少の水気は新聞紙が吸ってくれるので、ゴミ袋の中が水浸しになることも防いでくれますよ。
では、未使用の花火はどうでしょうか?
湿気て火がつかないものであっても、火薬成分は残っています。
丸一日、花火全体を水に浸してから捨てるようにしましょう。捨てる時は使用済みと同じように、新聞紙に包むといいでしょう。
未使用の花火は、ゴミ焼却場を爆発させたり、作業員の方にケガをさせる恐れがあります。確実に処理をしてから、捨てるようにしてくださいね。
花火のゴミ処理や捨て方は可燃ごみ!?何ゴミとして出せばいい?
花火は何ゴミなのか。これは自治体ごとに異なります。
私の住んでいる市では、使用済み・未使用ともに、燃えるゴミとして出すようになっていました。そして、注意もあり、「水に浸し、少量ずつ捨てるように」との内容でした。たくさんの花火を一気に出すと、やはり爆発の恐れがあるんでしょうね。
隣の市では、使用済みと水にしっかり浸した未使用の花火は燃えるゴミ。
水に浸していない未使用の花火は、排出禁止となっていました。専門業者に引き取ってもらうように、となっていました。
同じ県内の市では、燃えるゴミとして扱っている自治体が多かったです。
しかし、中には花火は全て燃えないゴミとして扱っている自治体もあるようです。
詳しい出し方については、お住まいの自治体のホームページなどを確認してくださいね。
注意事項などがある所もあるので、しっかり守って、正しい捨て方をしましょう。
まとめ
使用済みの花火は、半日水に浸してから捨てましょう。未使用の花火は、たとえ湿気ていて着火しないものであっても、丸1日水に浸してから捨ててください。
火薬の成分が残っていると、大変危険です。必ず花火全体をしっかり湿らせてから捨てるようにしましょう。
何ゴミとして出すかは、自治体によって異なります。注意事項のある自治体もあるので、必ずお住まいの市町村のホームページなどを確認し、正しい捨て方をしてくださいね。