「線状降水帯」はいつから使われた?メカニズムや予測困難な特徴!

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あなたは「線状降水帯」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?最近は日本のあちらこちらで豪雨の被害が増えていて、ニュースなどで線状降水帯という言葉を聞く機会も増えていますよね。

線状降水帯はたくさんの積乱雲が集まった雲の集合体で、列をなして広範囲に大量の雨を降らせることが最大の特徴です。短時間に激しい雨が局地的に降るゲリラ豪雨とは違い、長い時間にわたって激しい雨を降らせるため、とても危険度が高いといわれています。

ところでこの線状降水帯という言葉、私はここ数年で聞くようになったんですが、いつから注目されるようになったんでしょう。実は2014年8月に広島市で発生した豪雨で注目されるようになったんです。

詳しくみていきましょう。

 

 

線状降水帯の言葉はいつから使われはじめた?きっかけは甚大な災害!

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2014年8月広島市で発生した豪雨をきっかけに、線状降水帯という言葉は注目をあびるようになりました。この広島市で起きた豪雨は、「数年に1回程度よりはるかに少ない確率で発生した記録的な豪雨」といわれています。

 

3時間で220ミリという大量の雨が降り、70人以上が土砂災害の犠牲になりました。土砂災害による人的被害としては過去30年間の日本で最多となり、あまりの被害の大きさに社会問題として大きく取り扱われました。災害対策の見直しが各地で行われ、土砂災害防止法の改正にもつながっています。

 

そしてこの豪雨の原因になったのが、線状降水帯です。実は集中豪雨の際に線状の雨域が生じることは、以前から指摘されていたようです。広島市の豪雨があまりにも大きな被害をもたらし社会問題となったことで、線状降水帯という言葉も一気に注目されるようになったんですね。

 

 

線状降水帯のメカニズム!厄介な構造と特徴だから予測しにくい!

大きな被害をもたらしかねない線状降水帯ですが、台風のように事前に予測はできないのでしょうか?事前にある程度の被害予測ができれば、雨が弱いうちに非難することも可能ですよね。

 

実は線状降水帯の発生を今の技術で事前に予測することは、とても難しいといわれています。事前予測ができる台風は、数百キロにも及ぶような大きな規模があります。しかし、線状降水帯は数十キロと規模が小さく、地形や風向きによって急に発生することが非常に多いため、予測がしにくいようですね。

さらに線状降水帯の構造も厄介です。線状降水帯は積乱雲が複数集まった積乱雲群を作っていますが、なんとその積乱雲群がさらに集まっていて、合計で3つの層を作っているんです。

 

的確に線状降水帯を予測するためには、1つ1つの積乱雲がどのように3つの層を作っているか予測の必要があるのですが、今の技術では3層の構造がぼやけてしまうそうです。まだまだデータも、技術も足りていないのが現状のようですね。

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気象庁では線状降水帯の予測精度を向上させるため、技術開発やデータの収集に全力を注いでおり、2030年には可能にしたいと報告しています。

 

 

線状降水帯の豪雨から身を守るために!普段から意識したい対策3選!

予測が非常に難しい線状降水帯ですが、被害を少しでも少なくするため、気象庁では2021年6月から「顕著な大雨に関する気象情報」の運用を開始しています。これは線状降水帯と考えられる雨域が確認され、土砂災害や洪水災害の危機が急激に高まってきた際に発表されるものです。

ただ気を付けなければいけないのは、線状降水帯の予測ではなくすでに線状降水帯が発生しているという点です。すでに被害が大きくなっていたり、逃げることができない状況になっている恐れもあります。

そうならないために、私たちはどのようなことを意識すればいいでしょうか。今回は3つのポイントをご紹介していきます。

 

状況が安全なうちに避難をする

これが1番大切なのではないでしょうか。被害が出てからの避難では間に合わない可能性も出てきますよね。

「ちょっと怖いな」「少し不安だな」と思ったら、何らかの警報を待つ必要はありません。迷わず行動を起こしましょう。

何か被害が出てから「あの時逃げていれば…」と後悔するくらいなら、早め早めの行動を心がけたほうが安心です。

 

日頃からハザードマップを確認しておく

避難場所や避難経路を確認するのはもちろん、自分が住んでいる場所ではどんな災害が起こり得るのかを確認しておきましょう。

土砂災害の9割は、ハザードマップで色が塗られている場所で起きているようです。「自分の住んでいる場所は、こんな時に危ないんだ」という危機感を持つことで、最悪の事態を防ぐことができるかもしれません。

 

気象情報・災害情報をチェックする

自分が住んでいる地域の情報が、ピンポイントで得られるような情報源を持っていると安心しますよね。

最近ではTwitterなどのSNSも情報収集に役立っているようですが、情報源が不確かな場合もあります。有事の際、正しい情報が得られるものを活用できるように準備しておきましょう。

 

 

まとめ

私は2年前、初めて台風の大雨を経験しました。大きな被害はなく無事に夜を自宅で過ごすことができましたが、それでもやはり怖かったです。その体験をきっかけに、ハザードマップを初めて確認しました。

豪雨と聞くと九州や四国での被害が多いように思いますが、今後は温暖化の影響で日本の各地で大雨が降る可能性があるそうです。もはや他人事ではないですね。

自分の命、大切な人の命を守るためにも、事前にできることはきちんと準備していきたいと今回改めて感じました。あなたもぜひ災害対策、意識してみて下さいね。

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