揚げ浜式塩田とは?能登の日本唯一の揚げ浜式製塩法が凄かった!

レビュー

スポンサードリク






皆さん、日頃から「塩」ってもちろん口にしてますよね!

でも、だいたいが調味料としての用途なので、「塩を食べる」ってイメージは無いでしょう。

しかし、日々の美味しい食事になくてはならないもの!

ましてや、ジャパニーズフードのおにぎりから連想されるように、古来から塩と日本人の関係は切っては切れないですよね。

 

そんな歴史もちょっと振り返ることができる、今回は日本の伝統的な塩の作り方を紹介します。

何といってもその伝統、原始的な「揚げ浜式製塩法」っていって、海水を組んで乾かすところから始まるんです。

そこで使う海水を巻くための砂浜が「揚げ浜式塩田」と呼ばれるのです。

 

もしかすると経験ある方もいらっしゃるかもしれませんが、小学校の理科で食塩水から塩を取り出す実験があったりします!

正にそんなイメージの製法が、日本で唯一、石川県の能登半島で引き継がれているんです!

 

 

揚げ浜式塩田での塩の作り方!奥能登塩田村の伝統的製法が驚き!?

スポンサードリク

能登では今から500年以上前に「揚げ浜式」の塩づくりがはじまりました。

海水を汲んで塩田まで揚げることから「揚げ浜式」と呼ばれています。

おさらいですが、「揚げ浜式塩田」とは、海水を巻くための砂浜になります!

「塩を作るための田んぼ」って感じですね。

 

それでは製法の流れとともに紹介します!

スポンサードリク
①海水を桶に汲み上げる
使用するのは36リットルの桶で、これを2つに汲んで、天秤棒って持ち方で砂浜まで運びます。
(天秤棒は時代劇でよくあるような、真っすぐの棒の両端に重量物をぶら下げて、
 その棒の中心を肩にかついでバランスを取りながら運搬するイメージです。
 天秤のように平衡を保つための方法です。・・・でも肩・・・パンパンですよね。)

②海水を大きな桶に移す
800リットル程度の桶に移します。これがある程度は溜まるまでですので、10回近くになります。

③潮撒き
海水を大きな桶から塩田に撒きます。
ここで均等に巻くのがコツで、更に職人になると撒く際の水が砂にぶつかる音でリズム感が生まれるんだとか。

④塩田の砂を乾燥
正式名称は「細攫え(こまざらえ)」というらしいのですが、
グラウンドを均すトンボのような形をしたもので、塩田を整地した後、天日干しにします。

⑤砂集め
塩田の砂を中央に集めます。

⑥箱入れ
集めた砂を木製の1立方メートル程度の木箱へ入れます。
この木箱はちょっと後工程以降の塩作りのため、複雑な中の形状をしていて、
更に1回ずつ組み立て・解体を繰り返します。

⑦かん水採り
砂を入れた木箱の上から海水を流し込み、砂に付いている塩を箱の下部に溜めます。
この塩を溶かしている海水を「かん水」と呼びます。

⑧木箱解体
木箱の役目はここまで。解体して中の砂をまた塩田に戻すため、撒きます。

⑨かん水を炊く
塩分濃度を濃くさせるよう、炊いて水分を飛ばします。

⑩冷却・ろ過
かん水を冷却し、塩とその他の砂などと分離させてろ過します。

⑪かん水を本炊き
再び炊いて水分を飛ばします。
この時の火加減の調整も正に職人技!その際の徐々にでき上がってくる塩の状態など、様々な要素から判断します。

⑫にがりと塩を取り出して分離
数日覚ました後に塩とにがりなどの不純物とを分けて完成です。

色々調べつつざっくりの流れを紹介しましたが、イメージするだけでも体力的にきつそうです。

特に夏場など、暑い砂浜の上での重荷を運ぶ重労働、そして太陽にカンカンに照らされた砂を集めるのも、靴を履いているとはいえ足が火傷しそうですね・・・。

簡単にいえば海水浴場で服を着たままで作業している感じですから、私なら体力がもたないと思います。

 

 

まとめ

今回は日本古来からの塩の製造法である「揚げ浜式塩田」を使った「揚げ浜式製塩法」について紹介しました。

 

最期に塩にまつわるエピソードとして、戦国武将である徳川家康の側室のお話を紹介します。

武将達と宴会をしている中、「世の中で一番美味い物は?」と質問されて「塩」と答えたそうです。

それを聞いた者たちに大笑いされた後、塩ぬきの食事を作ったそうです。

後半は嘘の説もあるようですが、塩の大切さを想わせてくれる逸話ですね。

 

いつかは私も揚げ浜式塩田を味わってみたいものです。

スポンサードリク






スポンサードリク






レビュー
うめをフォローする
暮らしのお役立ちブログです!